Unity1Weekに参加しよう
これはKCSアドベントカレンダーの記事です。
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2022年12月14日現在、unityroomというフリーゲーム投稿サイトでunity1weekというイベントが開催されています。あるお題に沿ってunityで一週間でゲームを作ってみんなで遊ぼう!!っていうイベントです。拙いゲームでも遊んでくれたりコメントを残してくれたりする方が多く、1日で作ったゲームを投稿する人もいるほどハードルが低いです。興味を持った方がいたらぜひ参加しましょう。この記事ではunity1weekに参加する手順を書いていきます。
mac版で記事を書いていきますが、windows版でも大体同じです多分。
1.Unityでゲームを作る
ゲームを作りましょう。ツイッターで#unity1weekと調べて、他の人の進捗を見て参考にするのもいいと思います。お題がありますが、関係ないゲームを投稿する人も結構いるので、自分が作りたいゲームを作りましょう。
2.WebGLでBuild
unityroomに投稿するためにはWebGL用にBuildする必要があります。Unity HubからInstallsを選択し、自分の使っているUnityのバージョンの歯車アイコンからAdd modulesを選択します。WebGLBuildSupportを選択し、Installしましょう。
UnityEditorでFile > Build Settingsを選び、PlatformをWebGLに設定しSwitch Platformを選択します。
Build Settingsの左下からPlayer Settingsを選択します。Publishing Settings > Compression FormatをデフォルトのBrotliからGzipに変更します。
Build Settingsの画面に戻り、Buildを選択します。ファイルの保存場所を選びBuildし、以下のようなファイルができれば成功です。
3.unityroom側の設定
unityroomで新規ユーザー登録/ログインします。Twitterアカウントが必要です。
右上の「ゲームを登録」を選択してゲームの新規登録を行います。タイトル、ゲーム固有ID、紹介文を入力し、登録を選択します。後からでも変更できます。
ゲーム情報 > 基本情報からアイコンを設定できます。アイコンはなくても投稿できますが、遊ぶ人からすればゲームをクリックするまではアイコンとタイトルしか見えてないので、凝った方が遊んでもらいやすくなります。
ゲーム情報 > WebGL設定から、Unityのバージョンを選択します。UnityのバージョンはUnity EditorでもUnity Hubでも確認できます。サイズや操作方法などは任意です。
ゲーム情報 > WebGLアップロードで、Unity EditorでBuildした各ファイルを選択し、アップロードします。
ゲーム情報 > イベント参加から、参加するイベントを設定し、更新を選択します。
ゲーム情報 > 公開設定で、一般公開から更新を選択します。これでunity1weekの制作期間が終わると同時に公開されるようになります!!
ゲームが公開されてからは、他の人が投稿したゲームを遊びましょう。他の人のゲームを遊んだり評価やコメントをしたりするほど、自分のゲームも遊んでもらいやすくなります。勉強になることもいっぱいあります。
4.小手先のテクニック
ここからはちょっとだけクオリティが高く見えるようになるかもしれない、小手先のテクニックを書いていきます。
- フェードイン/フェードアウト
unityではシーン遷移時に少しフリーズしてしまいます。そのままだとunity感全開なんで、シーン切り替え直前に画面をだんだん暗くし、真っ暗になったらシーン切り替え、シーン開始時は真っ暗の画面から始まり徐々に明るくなっていく、とかすると画面遷移が滑らかになると思います。
- テキストの動き
文字が一瞬で出たり消えたり切り替わったりするのは味気なく感じます。RPGみたいに文字を一つずつ表示させるとか、徐々にフェードアウトするとか、動きをつけてみるとちょっと雰囲気が変わります。
- 音
フリー素材でもなんでも、音があるのとないのとでは全然違います。ボタンをクリックしたときや、マウスをボタンの上に乗せたときなど、ちょっとした動作にもちっちゃい音を鳴らすと手応えが感じられます。派手すぎる音でもそれはそれでおもしろくなります。
- カメラの揺れ
地味ですがめっちゃ効果あります。爆発とか、何か大きな動作があったときにカメラを揺らすと気持ちよくなれます。普段あんま意識しないですが、注意して見てみると商用ゲームでも思った以上に画面揺れてておもしろいです。
- アイコン
unityroomで設定するアイコンはgifも選択できます。プレイ動画やキャラクターのアニメーションをgifにするだけでもいい感じに見えると思います。ファイルサイズが512kb以下でなければならない点は注意が必要です。
5.おわりに
作ったものに反応を貰えたときってのはなんとも嬉しいものです。unity1weekでゲーム制作の沼に浸かりましょう。
下のゲームは筆者がunity1weekに投稿する予定のゲームです。Twitterに進捗上げてるのでフォローしてくれると嬉しいです。https://twitter.com/isu502884